ルネサンス佐世保散弾銃乱射事件(犯人Uは自殺)

長崎県佐世保市にあるスポーツクラブ
「ルネサンス」で起きた、銃乱射事件。
男女2名を射殺した犯人は、その後自殺した。


事件のあらまし


2007年12月14日午後7時10分頃
スポーツクラブ「ルネサンス佐世保」に一人の男が入店した。
迷彩服に身を包み、目指し帽、ヘルメットという出で立ちで
手には散弾銃を持っている。


男は入店するとプールに直行した。
プールではちょうど、女性インストラクターKさんが
小中学生生徒の指導中だったが、男は無言で散弾銃を発砲し始めた。

Kさんは生徒とともに事務室に逃げ込もうとしたが
すでに男は先回りしていて、至近距離からKさんに発砲。
Kさんは左脇腹に致命傷を負った。

続いて男はロビーに向かった。
途中で犯行を制止しようとした男性Fさんに向けて数発発砲。


KさんとFさんは搬送先の病院で死亡が確認された。
また、この発砲事件で、6名が重軽傷を負っている。

犯行後、男は発砲後裏口から逃走。
目撃情報や関係者の話から、佐世保市内に住むUが容疑者として浮上した。


Uの行方を追っていた警察は
15日、発砲現場から約4km離れたカトリック船越教会の前の道路上に
停車しているU所有のステーションワゴンを発見した。

車内には散弾銃2丁と空気銃1丁と迷彩服が残されているだけで
Uの姿はなかった。

Uと3丁めの散弾銃を捜索していると
教会の敷地内から発砲音が聞こえてきた。

警察が教会内に踏み込むと
散弾銃を持ったまま首から血を流して倒れているUを発見した。
Uはすでに絶命しており、警察は自殺と断定した。

15日午前7時35分頃のことである。

この発砲事件で
KさんとFさんが死亡
大人と子供を含む6人が重軽傷を負った。


犯人Uについて


事件を起こしたUは1970年、佐世保市内で生まれた。

両親が熱心なカトリック信徒で
Uは、両親が通う協会で、生後間もなく洗礼を受けている。

温厚という評価がある反面
黒ミサに興味を示していたという情報もある。

佐世保工業高校を卒業してからは
いろいろな職を転々とし
弁護士を目指して司法試験にも挑戦したりしていた
(司法試験には4年連続で不合格)。

2002年頃から銃を所持し始める。
2007年までに散弾銃3丁と空気銃1丁を購入
いずれも警察に届けている。

合法的に銃の所持をしているが
奇声や奇行も見られ
夜中に突然トイレを貸して欲しいと尋ねられた住人は
Uの銃所持許可取り消しを警察に求めていたほど。
(Uは警察の自主的な提出要請には応じていない)

事件を起こしたルネサンスの会員で
週に3〜4回程通っていたが
その後ほぼ毎日通っていた。

定職を持たずに収入のないUが頼ったのは
父親の退職金だったが
母親に生活費の援助を打ち切られていた。


ルネサンス佐世保散弾銃乱射事件その後


Uが自殺してしまったため、事件は不起訴になり
事件を起こした理由も予測の域を超えることがなくなってしまった。

親からの生活費の援助がなくなり
借金の返済にめどが立たなくなってしまったことと

一方的に想いを寄せていたKさんとの
恋愛成就が望めなかったことが理由と考えられている。

なお、殺害されたFさんとUは友人関係にあり
FさんはUに呼び出されたため、他の友人と当日ルネサンスに来ていた。


この事件により
銃規制が見直され2008年11月28日改正銃刀法が成立。

ストーカーや家庭内暴力のおそれがある場合も銃が所持できないなど
欠格事項が強化された。



日本でも、銃乱射事件がおきるようになったのか
と、かなりショックを受けた事件です。


初めは自暴自棄になった犯人が
無差別乱射をしたと見られていましたが

Kさんをターゲットにしているような行動から
一方的に思いを抱いているKさんを殺す目的で
ルネサンスに行った、という見方が強いですね。

なぜ友人を犯行当日誘ったのかは謎ですが
Fさんを撃ったのは、自分の犯行を制止させられようとして
腹がたった、と見られています。

今となっては全て推測になってしまいますが
これが妥当な理由だと思います。


UはKさんと無理心中を考えていたのでしょうか。

これも予想の粋を超えることはありませんが…


この事件はストーカーというには決定的証拠がなさすぎますし
無差別殺人としては、ターゲットを決めているような襲撃だったので
別物な気がしますので、銃乱射事件という区別に落ち着きました。
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